現代日本においては、 既婚者が左手の薬指に結婚指輪を着けることがごく一般的な風習となっています。 しかしこれはよく考えてみると不思議なことです。 なぜ「結婚している事実を示すしるし」を身にまとい周囲に知らせるのでしょうか?一方で最近では「結婚しているかどうかはプライバシーだからむやみに知られたくない」という考え方をする人も少なくありません。 そもそも現状、法制度の上でも結婚は「公にされるのが当たり前のもの」として扱われている面があります。たとえば海外では、カップルの婚姻の事実が役所に貼り出され公示される国々も存在します。また、現代日本においても婚姻届提出の際には証人が必要とされており、婚姻当事者だけでは手続きができないしくみとなっています。これはなぜなのでしょうか?結婚は当事者だけの秘密であってはならないのでしょうか? 本企画はそんな疑問から生まれました。 まずは結婚指輪に関する考えや思いを問うメッセージ募集展示を実施し、それ切り口に“結婚の社会性”について考察していきたいと考えています。結婚指輪をする/しない理由、 結婚指輪について思うこと、結婚指輪にまつわるエピソードなど、自由に付箋に書いてパネルにお貼りください。 お待ちしております。
●日 時: 6月1日(土)〜6月30日(日) 9:00〜22:00 ※6月27日(木)は休館日
●場 所: せんだいメディアテーク 1階 (仙台市青葉区春日町 2-1)
●メディアスタディーズ「結婚の定義」 プロジェクトページ https://www.smt.jp/projects/dom/
●主 催: ♀×♀お茶っこ飲み会・仙台、せんだいメディアテーク
●連 絡 先: URL:https://sapo-sen.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/20240424173430_00001-scaled.jpg |
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