砂漠アルキさんは今この瞬間も制作活動に励んでいることと思います。というのも彼は、私たちが呼吸をするのを意識もせずにあたりまえのようにしているように、いつも何かを創り続けているからです。ペン先を軽やかに滑らせていたり、絵の具を叩きつけていたり、古布や廃材で人形を造っていたり。 生きるために呼吸が欠かせないように、彼にとって表現することは、息をするのと同じくらい自然なことであり、生きるための必然的な行為でもあるのです。自宅の一室をアトリエにし、水彩、油、アクリル絵の具など、一般的な画材だけでなく、たわし、デッキブラシ、剣山、醤油、コーヒー、塩、洗剤などなど、身近にあるあらゆるものを用いて、今日もまた作品を産み出し続けています。ピカソはその生涯で14万7,800点の作品を制作したといわれています。砂漠アルキさんはこれまでに約7~8万点の作品を制作して来ました。多作であればいいという訳ではありませんが、近い将来、彼はピカソを追い抜くことでしょう。今回、膨大な数の作品群から、ほんの一部を展示・紹介します。一部とはいえ、おそらく会場の壁面は砂漠アルキさんの作品で埋め 尽くされることでしょう。 生きるために描く彼の生命存在の証としての表現を、是非ご覧ください。
詳細はこちら。 https://m-kissa.com/museum/exhibitions/geijyutsu_tyudoku/
●日 時: 3月3日(金)〜7月2日(日) 11:00〜17:30 休館日:毎週木曜日
●場 所: にしぴりかの美術館 (宮城県黒川郡大和町吉岡館下47)
●主 催: にしぴりかの美術館(NPO法人黒川こころの応援団)
●連 絡 先: TEL:022-347-0028(11:00〜17:30) FAX:022-343-7077
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