にぎわいサロン
 性別が不明で生まれる子ども達を考える講演会

 ●主催:性は人権ネットワークESTO/東北HIVコミュニケーションズ
 ●日時:2004.7/17(土) 13:00〜17:00   


 


 人間の性別は、男女の2種しかないと思い込んでいませんか。性というのはもっと複雑で多面性があり多様。例えば異性を好きになるだけではなく、同性愛があったり、自身の心とからだの性がちがっていたり。そうしたセクシュアリティーを考える講演会がありました。

 講師は日本半陰陽協会の橋本秀雄さんでインターセックスの悩みを当事者の立場から講演しました。インターセックスとは性器が男か女か判定できない性をいいます。性をタブー視する日本の社会は一般的な男女の枠にはまらないそのような方々や性同一性障害の存在は、無視されるという現実にさらされます。橋本さんはそのような孤立した立場の苦しみを訴え続けてきました。参加者の学校の先生や性の勉強をしている学生さん、同性愛や性同一性障害などさまざまな方が悩みや意見を出し合っていました。

 従来の男と女しか存在しないという考え方から、多種多様な性が存在することを社会はもっと受けとめるべき。橋本さんの話を聞き、参加者も自分が自分らしく生きていこうという希望につながったのではないかと思います。


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